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JANGEUN BAE TRIO "The End and Everything After" ライナー・ノーツの日本語訳(1)
何回かに分けて、JANGEUN BAE TRIOのアルバム、"The End and Everything After"のライナー・ノーツ(著:キム・ヒョンジュン、ジャズ評論家、BBS-FM「晩より美しい音楽」進行役)を日本語に訳していきます。
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誰が「モダン以後」の世界を夢見るか!

小学校に通っていた幼年時代、音楽で味わうことのできる別の世界で胸がいっぱいになるのを初めて経験したそのころ、頭の中を離れず、気になってしかたないことが、ひとつあった。---すでに人々が数え切れないほど多くの曲を作っているのに、どうしてこのように、すべての音楽がまったく新しい姿を見せることができるのだろうか?もちろん、音楽は、単純にメロディーとリズムだけで作られているのではなく、個々人の情緒と指向によって、すべて違ったふうに表現されるということは、すぐにわかるのだが、幼い心にも、多様性が抱かせてくれる魅力は、大きな座を占めていたようだ。考えてみれば、その追憶のせいで、小さいが忘れられない記憶のせいで、とうとうここまでやってきた。
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by tmasada2 | 2006-05-31 00:18 | 韓国いろいろ消息
見慣れない韓国語シリーズ(1) ・・・ 허접하다ってどういう意味?
最近、韓国語でネットサーフィンしていると、辞書に出てこない単語がたくさん日常的に使われていることが、分かってきました。

例えば、셤って、何か分かります?・・・試験시험です。発音するとすぐ分かるので、こういう種類の単語は、まだ韓国語の初学者でも分かるのですが、全く分からない単語もあります。

そういう単語を、「見慣れない韓国語シリーズ」ではとりあげていきます。

第一回は、허접하다です。少なくとも、私の使っている韓日辞書には載ってませんでした。
探しに探したところ、このような記事が見つかりました。
http://kbank.nate.com/qna/qnaRead.do?TableCode=240000&questionID=146857

ここにある解説によると、純粋な韓国語で言えば、서투르다の意味なのだそうです。そして、この、서투르다という形容詞は、「下手だ, 不慣れだ, 未熟だ」などの意味です。허섭스레기(優れたものを選び出した後に残ったくず、がらくた)という言葉から来ているということでしょうか。

こういう単語は、出てきたときに、ひとつひとつ覚えていかないと、なかなか参考書にも載っていませんしね。

さて、このシリーズ、2回目はあるのかどうか・・・。
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by tmasada2 | 2006-05-29 14:26 | 韓国いろいろ消息
HMV横浜VIVREでのインストア・イベント行ってきました
サイン会では、Stephanieに話しかけられました。どうも顔をおぼえられていたようです。まあ、二日連続で行ってますから・・・。

今日はリハーサルには、間に合いませんでした。本番は、昨日と同じく、アカペラでの「Dancing Queen」に始まり、「The Club」、ここでMCをはさんで、「Sweet Flower」、そして4番目のシングルの予告をはさんで、最後に「Boomerang」でした。ヴォーカルの音質の設定が昨日よりも乾いた感じだったので、生歌に近い感じに聴こえてよかったのではないでしょうか。・・・というか、生の声が直接聴こえていた部分もあったように思います。よかったです。

今日、特筆すべき事項は、4番目のシングルのプロモーション・ビデオを、音声つきで、全部見ることができたことです。数分の間、HMV横浜VIVRE店のほとんどすべてのテレビ・モニターと、スピーカが、次のシングルの「juicy LOVE」で占領されていました。

「juicy LOVE」は、ゆったりとしたリズムの曲で、中間部分でリズムが速くなってCORN HEADさんのラップが入り、またリズムがゆったりとした感じに戻ってサビが繰り返される、という構成の曲です。ある意味、K-POP的な構成でしょうか。メロディも、おぼえやすくていい感じです。

サイン会では、四人とも、みんな、ニコニコしてました。私もその笑顔に救われた感じです。東京も横浜も、今日はとてもいい天気です。
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by tmasada2 | 2006-05-28 16:25 | 天上智喜
天上智喜のHMV新宿SOUTHでのインストア・イベント行ってきました
昼にも携帯から書き込みましたが、新宿のインストア・イベント行ってきました。

今回は、イベント参加券の番号順に入場ということで・・・かなり前のほうでした。でも、正面は恥ずかしいので、端っこのほう、スピーカの前で立っていました。アカペラでの「Dancing Queen」(ABBAの曲です)が最初の曲で、「The Club」、「Sweet Flower」、「Boomerang」の順だったでしょうか。とにかく最後が「Boomerang」だったのは確かです。Stephanieのソロのダンスでは、お客さんが「ヒュ~ヒュ~」とか言ってましたよ。だって、そりゃカッコいいですからね、Stephanieのダンスは。

今日は、手拍子も出てましたし、何かノリがよかったですね。若い女の子のファンが多いと、ノリが良くなりやすいですね。みんなで盛り上がろう、っていう感じの気持ちで見に来ているからでしょう。私も、今日はしっかり手拍子しましたよ。

ステージの後には、次のシングルの「juicy Love」のプロモーション・ビデオを、ちょっとだけ流していました。音のほうも、少し、聴くことができました。

でも、やっぱりサイン会で"반갑습니다"は変だったかな。それから、Linaに"Rock'n' Roll Star 너무 좋아해요."って言ったとき、どういうわけか、Linaにサインしてもらった直後のCDのジャケットを、次にまだSundayにサインしてもらうのに、自分の手で持ってしまっていたような・・・どうも、サインの流れを止めてしまって、すみませんでした。ちょっと、緊張していまして・・・。

さてさて、明日のインストア・イベントは・・・
2006年5月28日(日) 14:00~ HMV横浜VIVRE
です。時間が空けば、行くと思います。

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ここからは、ひとりごとです。

私が天上智喜のファンなのは、メンバーそれぞれに、尊敬できる部分があるからです。もちろん、四人は私よりもずっと若いのですが、それでも、尊敬できる部分があります。

今のところ、日本での音楽活動は、まだ最初の段階だと思うのです。しかし、それでも、歌やダンスを、CDショップの中のような少し小さなステージでも、あれだけきちんとやりとげてくれるのは、すばらしいと思います。

例えば、Sundayは、日本ですでにデビューしています。しかし、その同じ日本で、天上智喜というグループのメンバーとして活動することは、ある意味で、今までの経歴を全部リセットすることになっていると思います。

私は、一度、理科系のコンピュータ関係の分野で修士を取った後、文科系に転科して、まったく違う哲学の分野で研究をやり直したことがあります。私もまだ若かったためか、転科した後しばらくは、自分が理科系でそれなりの研究をやっていた自負心のようなものを、ずっとひきずってしまっていました。

しかし、一旦、違う分野に来たからには、今までの理科系での研究はすべてリセットしなければいけません。そして、まったく新しい道を、自分で切り開いていかなければならないのです。それに気づくのが遅かったためか、結局、転科した後の修士課程を終えるのに、本来は2年のところが、3年かかってしまいました。

こんな私の場合の話とは比較できないかもしれませんが、天上智喜の四人も、それぞれにこれまでの人生があって、その人生の中には、両親や家族がいて、芸能界での同僚がいて、いろいろな事情に囲まれながら、ステージに立って、歌ったり踊っているのだと思います。

歌手にとって、基本は歌でありダンスだと思いますが、良い歌を歌うこと、良いダンスを踊ることに集中し、没頭するという作業と並行して、メンバー四人の、人間としての個人個人には、様々な事柄がふりかかってきていると思います。四人それぞれに、それぞれの心があるからです。

ところで・・・はたから見ていて、心が痛くなるほど、自分のやるべきことのために尽くす人を、近頃、ほとんど見なくなっています。そういう人は、本当に控えめで、自分がやるべきことのために、毎日、少しずつ、何かを積み重ねています。だから、数ヶ月、一年と経つごとに、確実に何かを得ていくのです。

でも、単に目立つためだけならば、そういう地道な努力なんてまったく必要ないのです。人の目を引くためだけならば、テレビのコマーシャルのように、ひとつ何かおぼえたことを何度も反復するだけでいいという、そういう世の中です。そういうしくみが、世の中につくられてしまっているからです。

だから、"一発勝負、とにかく目立て!"的な振る舞いをする人間が、大人子供を問わず、多くなっているように思います。そういうふうに生きても成功できるからです。いや、むしろ、そういうふうに生きたほうが、成功できる世の中かもしれません。

しかし、天上智喜の舞台を見たり、CDを聴いたりしていると、「あぁ、これだけきっちり、自分のやるべきことをやっている人が、まだこの世の中にはいるんだなぁ」と、思って、ちょっとほっとするのです。

また、天上智喜の四人にとって、おそらく、一番無縁な言葉は、自嘲とか、自虐という言葉でしょう。「自分って、まあ、この程度の人間なんです」という言葉が、あの四人には一番似合わない言葉です。

でも、「自分って、まあ、この程度の人間なんです」という言葉を、日々、心の中でつぶやいているような人って、今の世の中、相当数いると思います。もちろん、そうでない人もいますが、そうでない人といえば、大抵、社会的に成功はしているが、なぜか目が表情を失っていて、蝋人形のようになっている。パクパクよくしゃべるけど、誰がしゃべっているのかわからないし、何が悲しいのか、何が楽しいのか、まったく伝わってこない、蝋人形のような人間になっている。

言葉は次から次へと出てくるけれど、蝋人形のような顔をしていて、目が人の心を見ていない。そういう人か、あるいは、自分を罵ったり、あざ笑ったりしかできない人しか、この世の中にはいないのではないか、と、本気で思うことがあります。

しかし、天上智喜を見ると分かるのは、第三の道もある、ということです。

例えば、歌うことや、ダンスをすることに、自分の人生をかけてみる。なぜ、そういうふうに生きることが喜ばしいのか、と言えば、それは、身近にいる人たちを幸せにできるからだ、と思うのです。

自分が生きて、そして、いろいろなことをして、その結果、例えば両親や家族や同僚のような、ごく身近な数人の人たちが幸せになってくれること、そういうことが、自分にとってもどれほど幸せなことか。・・・それを忘れてしまうと、ある場合には、自嘲的・自虐的な人になったり、別の場合には、ごちゃまぜの黒いかたまりのような群集としての人間しか相手にしない人になったりするのだと思います。

天上智喜を応援することによって、メンバーの四人が、それぞれの身近にいる人、例えば両親や家族や同僚を、少しでもより幸せにしてあげることを、手助けできれば、と思います。
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by tmasada2 | 2006-05-27 22:02 | 天上智喜
私が選ぶK-POPのミュージック・ビデオ
突然ですが、選りすぐりのK-POPのミュージック・ビデオをご紹介します。

天上智喜 「Sweet Flower」
 ・・・最初はこれでしょう。

カンタ 「北極星」
 ・・・天上智喜のDanaが出演しています。美しい映像です。

パダ 「V.I.P.」
 ・・・パダの最新のミュージック・ビデオです。

ラブホリック 「シルビア」
 ・・・ラブホリックの曲ではかなり好きな曲です。
   なお、このビデオに出ているのは、ラブホリックのメンバーではありません。

天上智喜 「Too Good」
 ・・・日本での活動から天上智喜のファンになった方のために。いい曲だと思います。

チャン・ウヒョク 「沈まない太陽」
 ・・・私にとっては、ピよりも、セブンよりも、チャン・ウヒョクが、ずっとかっこいいです。

BUZZ 「とげ」
 ・・・尾崎紀世彦の「また逢う日まで」が好きな方は、これも好きでしょう。
   というのは、冗談のようで冗談ではありません。
   ビジュアル系なのに、歌がめちゃくちゃうまいです。


最後に・・・ミュージック・ビデオではなく、音楽番組ですが・・・

『ユン・ドヒョンのラブレター』に出演して、ステイシー・オリコの「スタック」を歌うBandi
 ・・・お薦めの新人歌手です。いま、ちょっと病気で大変だそうですが・・・。
   彼女自身の持ち歌で、デビュー曲である「女を愛しています」のPVはこちら
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by tmasada2 | 2006-05-27 01:07 | 韓国いろいろ消息
天上智喜クイズの正解(たぶん)
一週間ぐらい前に、次のようなクイズを出しておきました。

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天上智喜の四人のメンバーが歌って録音した音源で、一番最初に、CDに収められて、売りに出された曲は何という曲でしょうか?
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では、正解の発表です。

たぶん間違ってないと思うのですが、2004年に出た、「Summer Vacation In SMTown.com」の7曲目に入っている、「パレム 바램」という曲です。바램とは、바람と同じ意味だそうで、바람は動詞바라다の名詞形なので、「願い」という意味になるでしょうか。
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でも、この曲が出たのは、天上智喜のデビュー前です。デビュー前ですが、天上智喜の四人のメンバーが歌って録音したことには、違いありません。(もう一度、クイズの文章を読んでみましょう。^^)

このCDの7曲目のクレジットには、「Dana、チヨン、Sunday、Stephanie」と書いてあります。天上智喜のLinaが、まだチヨンという名前(本名がイ・ジヨン)のときに、録音したものですね。歌い方は、いまとは少し違います。今のほうが、もっとエッジが立った歌い方です。しかし、声質は変わらないので、誰がどこを歌っているかは、おおよそ見当が付きます。
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by tmasada2 | 2006-05-19 14:32 | 天上智喜
突然ですが、天上智喜クイズ
天上智喜の四人のメンバーが歌って録音した音源で、一番最初に、CDに収められて、売りに出された曲は何という曲でしょうか?

ヒント:「Too Good」や、「Too Good」と同じCDに入っている曲ではありません。
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by tmasada2 | 2006-05-11 20:30 | 天上智喜
みなさん、今日、ららぽーとへ天上智喜に会いに行きました?
みなさん、今日、ららぽーとへ天上智喜に会いに行きました?私は・・・当然行きましたよ!

12時過ぎごろに着いたので、番組の収録はすでに始まっていました。(なので、天上智喜のリハーサルがあったかどうかは、分かりません。)出番まですこし時間があったので、昼ごはんを食べようと思ったら、どこも満員です。ゴールデン・ウィークの最終日のららぽーと、異様に人が多かったです。休日のららぽーとって、いつもこんな感じなのでしょうか。かろうじてドトール・コーヒーに空席を見つけたので、Bセットを食べました。

さて、ステージに戻ってしばらくしたら、天上智喜の登場です。おー、Stephanieのヘア・スタイルが、かなり凝っている。いいですね。今日は、「Sweet Flower」と「The Club」の2曲でした。歌は、やはりしっかりと歌ってくれていました。すばらしいです。ダンスもすばらしい。今日は、後ろのほうにいたので、お客さんの様子(上の階のお客さんも含めて。)を見ていたのですが、やはり、じーーーーっと見入っているお客さんが多かったですね。やっぱり、これだけダイナミックに踊って、これだけがっちり歌ってくれたら、じーーーーっと見入っちゃいますよ。

でも、だからといって、緊迫感が充満していたわけではなくて、どことなく、ほんわかした雰囲気、暖かい雰囲気でした。家族連れのお客さんが多かったせいでしょうか。南船橋が少し郊外であるせいでしょうか。アット・ホームな雰囲気が、天上智喜のアクティブなステージングに、なぜか合っていました。

今日、良かったのは、トークの時間が長かったことですよ。まずは、Sunday、お疲れさま。確かにSundayは、日本語と韓国語の両方をちゃんと話せますけど、通訳はたいへんですよね。

トークの内容は、新曲「Sweet Flower」にちなんで、四人それぞれが好きな花です。

まず、Sundayの好きな花は、ピンク色のバラ。赤い色だと、ちょっと大人っぽすぎるので、もうちょっとかわいらしい、ピンクのバラのほうがいいのだとか。Linaは、カスミソウ。何にでも合うから、だそうです。Danaは、カサブランカで、自ら日本語で、カサブランカの花言葉は「高貴」だ、と言っていました。さすが。Stephanieは、赤いバラとのことでした。

その後、それぞれの花の、花言葉と花占いを、司会のかたが、四人に教えてあげていました。・・・というか、通訳はやはりSundayなのですが。本当にお疲れさまでした。

その、花言葉や花占いをめぐる四人のトークがわりとおもしろかったのですが・・・まあ、放送をお聞きください。かいつまんで言いますと・・・Sundayは、一度誰かを好きになったら「はまってしまう」(これ、Sundayの言葉どおりです。)のだそうで、それを聞いて、他の三人も、しきりにうなずいておりました・・・って、Sundayが誰かにはまっている様子を、他の三人は見たことがある、ってことなのでしょうか?

それから、Stephanieが好きな赤いバラについて、「赤いバラが好きな人は情熱的だ」という意味のことを司会のかたが言うと、他のメンバーが「確かにダンスも情熱的で・・・」みたいなことを言いました。そしたら、Stephanieが立ち上がって、くるっと一回転してポーズとってましたね。バレーっぽかったです。さすが。

他に今回のトークで印象的だったのは、Danaの日本語の実力です。かなりうまいです。Sundayの次に一番よくしゃべってたのが、Danaですね。また、カサブランカの花言葉を日本語でちゃんと覚えているというのも、なかなかだと思います。まあ、カサブランカを選ぶこと自体、かなりDana的だと思いますが。

個人的に最大のヒットは、Linaがかすみ草を選んだ理由として言っていた「何にでも合うから」という言葉。これには、やられました。実は、トークの最後に、四人がそれぞれ、自分が好きだといった花の花束を、番組からプレゼントされたんですね。おそらく、メンバーは知らなかったみたいで、本気で喜んでいたのです。それで・・・バラはバラだけで花束になるし、カサブランカもそうです。でも、かすみ草だけの花束って、ほんとうに飾り気がないんですよ。

かすみ草が何にでも合う花だ、ということは、普通はかすみ草だけで花束を作ることはない、ということです。しかし、その、かすみ草しかない花束を持っているLinaを見ると、それがまさにLinaの心をそのまま表わしているようでした。あのかすみ草の花束は、しばらく脳裏に焼きつきそうです。
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by tmasada2 | 2006-05-07 22:29 | 天上智喜
天上智喜の歌を聴きに、横浜へ行きました。 (2)
はい、続きです。

さていよいよ、本番です。お客さんも、すでにじわじわと集まってきていました。私も前のほうに座っていたのですが、もう少し後ろにいて、お客さんの反応をちゃんと確かめるべきだったかな。

まあ、それはそうと、最初は、いつものように、アカペラの"Dancing Queen"。多分、最初に聴いた人は、このアカペラが終わった時点では、歌が上手いので、コーラス専門のグループだと思うかもしれません。

しかし、このアカペラは、天上智喜の能力のほんの一部。続く3曲を見れば、ダンスの実力も普通ではないことは、よくお分かりいただけたでしょう。天上智喜に対するお客さんの反応で、一番多いのは、おそらく「じーっと見入ってしまう」という反応です。だから、"The Club"や"Boomerang"のようにリズムの強い曲であっても、お客さんがじーっと微動だにせず見入ってしまうのは、問題ありと言えば問題ありなのですが、でも、しかたないですよ。休日のお昼の、ゆるーい雰囲気のショッピング・モールで、まさかこんな質の高い舞台を見せられると、誰も予想してませんからね。

天上智喜の皆さんは、背が高いです。Danaは170cmぐらいでしたっけ。迫力ありますよ。しかも、Stephanieは、あんなに自由自在に、かつ、ダイナミックに体が動く。いくらStephanieが"Put your hands up!"とか言っても、それに応える以前に、お客さんは圧倒されてます。ヴォーカルだって、踊ってるのに息が切れてないし、しかも、しっかり発声するので、声が直線的に伝わってくる。むにゃむにゃふわふわ歌う歌手に慣らされている耳には、かなり新鮮で、迫力があります。だから、じーっと見入ってしまいますし、聴き入ってしまいます。

何と言うか・・・日本人にとって、歌手の歌を聴くことって、もはや、良い芸を見ることではなくて、気晴らしなんですね。気晴らしが目的なら、他にいくらでも手段はあるように思いますが、ここ数年、日本人はなぜか、大量の気晴らしを必要としていますね。日本にも、SPEEDという、しっかり作りこまれたアイドル・グループがいましたが、それももう、今は昔。

歌であれ、何であれ、優れた芸を見るために、日本人は舞台を見に行くわけではないのです。気晴らしが目的です。だから、ちょっと軽めに歌ったり、踊ったりしてくれるほうが、気晴らしになっていいんですね。芸能人、つまり、芸のできる人と、お客とが、ガチンコで勝負することなんて、もうないわけです。

気晴らしにも、いろいろありますよ。思いっきり泣く、というのも、気晴らしの一種です。最近、いかに歌の歌えない"お涙ちょうだい"歌手の多いことか。でも、みんな、泣くつもりで聞きにいっているわけだから、そりゃ、泣くわけです。でも、決して歌が良いから泣いているわけではない。気晴らしで泣きにいっている。

お笑いでもそうです。芸で勝負するお笑い芸人さんなんて、ほとんどいない。最近人気の出てきている、あるお笑いタレントさんに至っては、本来なら自分の芸が笑えるか笑えないかを判断するはずのお客さんを、自分のネタに巻き込んでいる。特定のお客さんを指名してネタに参加させるなんて、ちょっと前までは考えられなかった。なのに、それを堂々とやっている。それでも受け入れられるのは、お笑いが、芸ではなくて、気晴らしとしてしか見られていないからじゃないでしょうか。

気晴らしすることそのものがダメだ、って言ってるわけじゃないですよ。例えば、友達と遊園地とかカラオケに行くのも、いいじゃないですか。でも、すばらしい芸に圧倒されて感動する、ってのも、たまにはいいんじゃないでしょうか、ということです。

歌手と呼ばれる人は、単に有名になりたい人じゃないはずなんですけどね。自分の歌でたくさんの人を感動させたい人が、歌手になるんだと思うんですが・・・まあ、そういう"理想論"が通用しないのが"現実"だ、とも言えますが。

音楽を作る側が、"気晴らし目的"という大衆の要望に応えるべく、大量に"気晴らし目的"の音楽を発信していて、だから、聴くほうも、ほとんど常に"気晴らし目的"に作られた音楽しか耳にできなくなっている。そういう、"気晴らし音楽"に慣れた耳には、天上智喜の歌が、いわば too much な感じがするのかもしれません。だから、じーっと聴き入ってしまうし、見入ってしまうのではないでしょうか。

なんか、グチっぽくなってきましたが・・・とにかく、とにかく・・・今どきこんなに真面目に歌を歌ってくれる若い女性歌手って、あんまりいないと思います。もしかすると、若いお客さんは「つまらない」と思ったかもしれません。というのも、気晴らしにはならないからです。気晴らしにするには、たくさんのものが伝わってきすぎるからです。

でも、単に「あの人と同じように、有名になりたい」というだけことではなくて、「あの人と同じように、芸のある人になりたい」と思えるような、本当の意味での芸能人が、ここにいます。

もちろん、天上智喜のみなさんはお若いので、まだまだ成長の途中です。でも、「歌手であれば、ちゃんと歌を歌うのが、最初の仕事です」という、あたりまえの課題にちゃんと取り組んでいる歌手であることは、間違いないと思います。
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by tmasada2 | 2006-05-04 22:17 | 天上智喜
天上智喜の歌を聴きに、横浜へ行きました。 (1)
では、Cedar Waltonの"Cedar"でも聴きながら、今日の報告を書くことにしましょうか。全く天上智喜に関連のない音楽をBGMにしてすんません・・・。

天上智喜のファンの皆さんは、今日、横浜行きましたか。天上智喜は、すでに何度かインストア・イベントをしてますけど、今回は、無料で見られるイベントとしては、わりと広いステージでしたね。広いということは・・・ダンスがしやすいということです。あれだけダンスをするのですから、ステージは広いほうが、見栄えもいいですよ。実際、とてもよかったです。

曲は、アカペラでABBAの"Dancing Queen"、それから、"The Club"、"Sweet Flower"、"Boomerang"でした。合ってますよね。そういえば、最後の"Boomerang"の途中で、ステージの近くにいた小学生と思われる数人の女の子が、多分親に携帯メールか何かで呼ばれて、途中で退席してました。親に呼び出されるのと、天上智喜のステージ見るのと、もし私が小学生だったらどっちをとるかと言えば・・・親に呼び出されるほうかな。怒られると怖いもんね。まあそれはいいとして・・・。

今日は、ランドマーク・プラザに行く前に、横浜のHMVに立ち寄って、5月28日(日)14:00からHMV横浜VIVREで行われるインストア・イベントの参加券を入手すべく、2枚目の"Sweet Flower"を購入しました。先日、新宿で買ったのはDVD付きのほうでしたが、今回はDVDなしのほうを買いました。そして、イベント参加券をめでたくゲット。

HMV横浜の途中にあるABC martで、ちょっといいスニーカーを見つけたのですが、テニス・シューズでやや重いため、再検討することにしました。その後、ランドマーク・プラザへ。

午後2時過ぎごろに着いてしまいました。まずは会場を下見。すでにステージ前に座っているディープなファンの皆さんを発見。わたしは昼を食べたにもかかわらず、少しお腹がすいたので、ランドマーク・プラザのお隣にある、三菱重工横浜ビルへ。ここ、穴場です。下記のリンクをご覧になってもお分かりのとおり、飲食店もあるのですが、空いてます。ランドマーク・プラザの飲食店の異常な混み具合とは、雲泥の差。ここのドトールも余裕で座れて、しばし休憩。
http://www.yokobi.jp/shop.html

リハーサルがあるのだろうな、と思い、3時ごろに会場に戻ってきて正解。リハもじっくり楽しみました。・・・でも、やっぱり本番を見ないとだめですよ。リハはやはりリハですので。「いまはリハです」というコメントを言うのは、いつものように、Sundayの役割。ですけど、例えば今度は別のメンバーが言ってみるとか、どうでしょうか。

では、本番についてのコメントは、記事を分けて、次の記事で書きます。
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by tmasada2 | 2006-05-04 21:31 | 天上智喜