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眠れぬ夜に、ひとり、C-POPについて語ってみる。その2。
はい、まだ続きます。・・・というわけで、最近、C-POPのCDが急速に増えて、部屋がえらいことになってます。一番枚数が多いのは、ジョイ・ヨンです。10枚は超えてます。ジョイ・ヨンは、キャラクターが良いですね。ブログなんか見ても、おいおい、そんな顔を公開したらいかんだろ、という顔を平気で公開しています。その姉さんキャラっぷりが、とてもかっこいいです。歌もうまいですね。エンターティナーとして総合的に見ると、香港の女性歌手でジョイ・ヨンの右に出る人はいないのではないでしょうか。

次にCDをたくさん持っているのは。フィッシュ・リャン(フィッシュ・リョン)です。前にも書きましたが、彼女の歌の中で一番好きなのは、ファースト・アルバムに入っている「彩虹」です。これは、曲がそもそも非常にいいですし、フィッシュ・リャンの歌も、曲にすごく合ってます。でも、本当は、いまの彼女の年齢で、こういう歌を歌ってほしいですね。こういう歌というのは・・・何か遠いところというか、手の届かないところというか、虹がかかっているようなところに、愛を思い浮かべるような、そういう歌です。かといって、壮大な愛、雄大な愛というのではなくて、希望のような愛です。いまの年齢だからこそ、雨上がりの虹のような愛を、歌ってほしいですね。

その次にCDをたくさん持っているのは何人かいます。いずれのかたもCDは4枚持ってます。

まず、サンディ・ラムは、歌のうまさが芸術的ですね。アーメイのような歌のうまさも、確かにひとつの方向としてありなのですが、サンディ・ラムの歌のうまさは、何と言うか、アジアン・ポップスの良心というか、古いアルバムを聴いても、曲調は古いにもかかわらず、それを古いと感じさせないような完成度とオリジナリティがあります。持っている4枚のうちでは『感覺完美』が一番いいと思います。

それから、ジジ・リョン。すごい美人なのですが、ぜんぜん色っぽくないところがいいです。まったく生々しさがない美人です。歌も、ぜんぜん艶っぽくなくて、のびのび、すくすくという感じ。ほんとに素直な歌です。さばさばして、やっぱり、かっこいい。ジョイ・ヨンとはまた違うかっこよさがあります。「成長的短髪」は、曲調と本人のキャラクターがパーフェクトに合ってる感じ。

さらに、ステファニー・スン。歌は、抜群にうまいというわけではないと思いますが、彼女にしか出せない味があります。育ちが良い人だと思うのですが、言葉に表しがたい悲哀を感じさせる歌です。本来の自分自身の半分を、生まれる前の世界に残したまま生まれてきてしまった、という感じ。個人的には、昔の凝った感じの音作りのアルバムよりは、『逆光』が好きです。もっとシンプルに、もっと力を抜いて、もっと枯れてくれば、もっといい歌手になると思います。年齢的にも、これから上り坂の歌手だと思います。

で、CDを4枚持ってる歌手の最後は、レネ・リウです。同じ歳なんですが、この若さは参考にしたいですね。歳をとると、迷いをなくしていく人も多いのですが、迷いをなくすと、あっというまにおじさん/おばさんになりますよね。「私からいろいろ学びなさい」みたいな顔をしている人ほど、老成しているように見えるどころか、かえって軽薄に見えたりします。歳をとっていてもまだ迷い続けている人のほうが、若くて、かつ、深く見えるものです。レネ・リウは、ためらいや迷いが満載の歌を歌うところがいいです。「私はこれでいいのだろうか?」という疑問が満載の歌を歌うところがいいです。
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by tmasada2 | 2008-03-31 01:00 | 中華圏いろいろ新聞
眠れぬ夜に、ひとり、C-POPについて語ってみる。
昨日、休みの日の前ということで夜更かししてしまい、いま、夜遅くなったのに眠れません。よくあることです。というわけで、眠くなるまでC-POPについて語ってみましょう。

C-POPにはまるまでは、J-POPといわゆる洋楽以外は、K-POPしか聴いてませんでした。C-POPを聴くようになって分かったのは、K-POPにはK-POPの良さがあり、C-POPにはC-POPの良さがある、ということです。・・・って、ほとんど情報量のない発言ですみません。

K-POPは、PVで聴くよりは、歌番組で聴くほうが、はるかに好きです。正直、K-POPのPVがあまり好きではありません。描写が直接的すぎるからです。K-POPのPVは、本当に人がよく死にます。交通事故で死ぬ場合、病気で死ぬ場合、自殺で死ぬ場合などなど・・・。それから、暴力シーンも多いです。こういうのがあまり好きではないので、K-POPは、映像が伴うのであれば、PVよりも歌番組で聴くのが好きです。天上智喜、東方神起、少女時代など、SMエンターテインメントのアーティストを気に入ることが多いのは、PVにストーリー性がなくて、アーティストの歌やダンスを素直に映し出してくれるPVがほとんどであることにもよります。

一方、C-POPのPVは好きです。C-POPのPVは、描写が直接的ではなくて、含みや余韻があるものが多いです。今まで見た中で、一番良かったPVは、S.H.Eの「我爱你」のフル・バージョンです。これは良い。S.H.Eの歌そのものは、すごく好きというわけではないのですが、このPVはとにかく良いです。
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by tmasada2 | 2008-03-31 00:10 | 中華圏いろいろ新聞
富士サファリパークに行ったのかな?
天上智喜のSundayは、お休みということで、富士サファリパークに行った模様です。富士サファリパークかどうかは定かではありませんが、サファリパークであることは間違いないです。

あ、ちなみに、5月の東京公演のチケットは、2枚申し込んでみました。抽選、当たるかな?

さて、天上智喜のみなさんは、今年は主に日本で活動されるそうですが、天上智喜が"천상지희 더 그래이스"としてすでに不動の地位を築いている本国の韓国では、ガールズ・グループのブームとなっています。

メンバーがふたり入れ替わったジュエリーは、ETダンスを踊りつつ、"One More Time"というちょっと変わったユーロビートの曲を大ヒットさせていますし、ブラウン・アイド・ガールズ(略して「ブアガ」と言うらしい)は、原色系な衣装を着つつ「L.O.V.E.」を大ヒットさせています。

新人では、二人組のヴォーカルグループであるダビチが「憎くても愛しているから(ミウォド・サランハニカ)」という曲をヒットさせています。このダビチは、歌が非常にうまいです。・・・とか、K-POPが好きな人でないとピンと来ない話題ですみません。

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個人的には、R&Bのブームが終わりつつあり、その代わりに、エレクトロやユーロっぽいのが来つつあるK-POPがおもしろいと思っているのでした。ヴォーカルは今後の成長に期待ですが、ソナ(선하:右写真)の「シャンティー・シャンティー Chantey Chantey」は、以前も紹介しましたが、かなり良いと思います。

この流れは、やっぱり、クラジクァイ(Clazziquai)が先鞭をつけたと考えるべきでしょうか。ようやく普及してきた、という感じですね。メンバーであるホランさんは、「Ibadi」という新しいプロジェクトを始められるようです。韓国でのアルバム発売さえまだの、新しい話題です。
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by tmasada2 | 2008-03-29 09:25 | 韓国いろいろ消息
実は、関空の旅行博にも行っていました
alanさんが、先週、大阪で2回、ミニライブをしました。そのうち、阿倍野のほうについては報告を書きましたが、実は、翌日の関空での旅行博にも行っていました。

さて、東京に行くと必ずC-POPのCDを買いだめする私は、大阪に行ってもC-POPのCDを買いだめします。正確には、大阪ではなく、元町です。元町にはC-POPオンリー系なCDショップが2件あります。JR元町駅の山側には香港王の神戸店。そして、海側には百楽園。百楽園は、台湾系の新しいCDが入手しやすいです。香港王は最近改装され、同じ建物の2階に移転しましたが、前より良くなっています。香港系は相変わらず強いです。TwinsのCDがこれだけ揃ってるところは他にないでしょう・・・。また、掘り出しものが多いのも香港王の特徴。
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by tmasada2 | 2008-03-27 22:09 | alan
明日、天上智喜の東京公演いく人・・・楽しんできてください。
b0037434_182918100.jpg明日、天上智喜の東京公演に行かれるかたは、楽しんできてください。ちなみに、会場でCDを買うと、下のようなものがもらえます。ポスターにサインしたものと、色紙にサインしたものとの、いずれかを選べるみたいです。見どころは、ソロ曲と、美しいハーモニー(特に、"Got to Be Real")。
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by tmasada2 | 2008-03-22 18:42 | 天上智喜
alanさんの歌を聴きに行ってきました
実は今、帰省してます。大阪です。東京に住んでたときは、新幹線一本だったので、帰省にあまり抵抗はなかったですが、いまはずっと遠くなったので、なかなか帰れない。なぜ、実家からも遠く離れ、一番大切な人からも遠く離れ、独りで住むことになってしまったのか。

alanさんは、今日のステージの最後、「明日への讃歌」を歌う前に、「私はチベット族です」と言ってましたね。「『明日への讃歌』は愛と平和の歌です」という意味のことを、いつもこの歌を歌う前に言うのですが、今日は、それに続けて、「私はチベット族です」と。そして、「私も世界の平和を願っている」、と。

ところで、私の父親は板金工です。もう65歳過ぎてますけど、まだ現役。板金工は、半分は肉体労働ですが、半分は職人です。だから、仕事は日々の積み重ね。自分の腕を磨くのも、日々の積み重ね。自分の仕事を他人に代わってもらえない。自分の腕を使ってしか仕事ができないからです。だから私は、日々の積み重ねを人脈と呼ばれるもので補う人が嫌いです。

頼れる人がいなくても、自分の能力で仕事ができるようになることが、私の目標です。そういう生き方が認められないときは闘います。闘いはしますが、勝てるとはかぎりません。でも、負けていいのです。たとえ負けたとしても、相手に深く傷を残せるならそれでいいと思っています。傷とは、ばかみたいに努力している人間を認めないと大変なことになるよ、という傷です。

そのためには、まず自分がばかみたいに努力していないといけません。ところが、ばかみたいに努力していると、普通の人ならそつなくこなすことも、うまくこなせなくなります。すると、そういう点に関して非難されることもあります。例えば、「常識がない」という意味の非難をあびます。

でも、だからといって、ばかみたいに努力しなければいけないこと、私の場合は研究を、おろそかにはできません。あの人は研究しかできないからと思われたとしても、自分の仕事を他人に代わってもらえないことのほうが重大です。いろんなことを犠牲にしつつも、ひとつのことを突きつめていく生き方が尊重されない場面に出会ったら、わたしは闘いたいと思います。

さて・・・歌は、あってもなくても構わないことでしょうか。残念ながら、わたしは歌がないと生きていけないようです。今日は、一年ぶりくらいにカラオケに行きました。父と。2時間歌ってました。別に、毎日カラオケに行かないと生きていけない、と言っているのではありません。

でも、たとえ鼻歌でも、歌がないと生きていけない気がします。鳥の鳴き声を聴くのでもいいかもしれません。幸い、いま住んでいるところは、都会ではないせいか、美しい鳥の鳴き声が、良い季節になると聞こえてきます。

鳥はどこに向かって歌っているのでしょうか。空に向かってではないでしょうか。ではなぜ、空に向かって歌っているのでしょうか。それは、未だ見えない友に歌を届けたいからではないでしょうか。歌は、未だ見えない友と友を結ぶ言葉ではないでしょうか。

人脈とよばれる仕方でつながる人間は、あまりに近すぎると思います。自分の声が届くくらい近くにいるなら歌わなくてもよい。単に、賢く言葉を話せばいい。でも、そういう、耳打ちすれば伝わってしまうような言葉を超えないといけないのは、届くか届かないかわからない遠い人たちに、何かを伝えたいからではないでしょうか。歌というのは、だから、未だ見えない友へと向かう言葉なのではないでしょうか。

もちろん、私は歌を仕事にしていませんが、歌うように研究をしたいとは思っています。研究することとは、未だ見えない友へと歌いかけることです。そして、そういったことをわかりやすく言い換えれば、「愛」とか「平和」という言葉になるのだと思います。

自分の姿がないところで効果を発揮しない仕事では意味がないのだと思います。それは、歴史に残る仕事でないとだめだとか、そんな意味ではありません。実際、歌声は、流れるはじから消え去っていきます。研究も流れ去っていきます。だから、日々の積み重ねです。それをやめたら、孤独になるのです。歌を歌えなくなった鳥は、独りになるしかない。だから、歌い続けないといけない。研究も、日々、努力し続けないといけない。

一緒に歌ってくれる人が私にはひとりいます。その人は、その人が歌いかけるべき人たちに向かって、いま、歌いかけています。彼らはその歌を忘れないでしょう。賞賛される歌より、忘れ去られない歌のほうが、価値が高いと思います。なぜなら、歌は流れ去っていくからです。

さて、今日、alanさんには、「良い歌を、ずっと、歌い続けてください」と伝えました。私も、忘れ去られないような歌を歌える人になりたいと思っています。
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by tmasada2 | 2008-03-21 22:42 | alan
今日のライブ、良かった!
今日、行ってきましたよ。天上智喜の心斎橋での単独ライブ。非常に良かったです。まずは、4人がみな元気そうでなによりでした・・・って、当然か。

(東京のライブに行く予定のかたがたは、以下、ネタバレ注意・・・。)





みなさん、相変わらずのキャラクターでした。Danaは相変わらず冷静です。ステージ上から会場をよく見ています。日本語のしゃべりで自分のキャラクターを出せるのは、Danaだけでしょうか。あ、Sundayは日本語はうまいのですが、うまいからこそ、ステージ上では、メンバーと観客との間をつなぐ役割に徹しているので、あまり自分のキャラクターは出さないです。これも、いつものとおり。

ライブの最後に、東京の追加公演(確か5月19日)のお知らせがあって、観客から、なぜ大阪の追加公演はないの~という声が上がったら、「それは会社に(話してみないと)」と、Danaがひとこと。こういう切りかえしができるのは、頭の回転が速いDanaならでは。

今回のライブで良かったのは、日本で発売された最初の4枚のシングルのカップリングだった各メンバーのソロ曲を、4曲すべて歌ってくれたことです。特に、LinaのRock'n' Roll Starを直接聴けたのは良かった。本当に良かった。Linaの歌った後のコメントも、かわいくて良かった。「ひとりだと、こころもとなかった」のだそうです。(かなり要約してます。)

あ・・・何か、この文章って、天上智喜のすごいファンの人が書いてる文章みたいになってますね。って、それは事実か・・・。

で、Stephanieは、会場を盛り上げるのがうまいですね。これも、いつもどおり。ステージと客席の間に、なんとなくただよう距離感を、一挙に縮めるような工夫を随所にちりばめるのは、いつもStephanieです。女の子のファンたちからの黄色い声が一番大きいのもStephanie。女の子からみると、かっこいいんでしょうね。分かります、分かります。あ、今日のステージでは、バレエっぽいダンスも、ちょっとだけ披露してくれてました。

Sundayは、なんかサイワールドでしばらく前の写真見たとき、ちょっとやせたんじゃないかな?と気になってたのですが、心配する必要はなかったみたいです。歌を歌う人は、体がある程度しっかりしてないといけないというのは、私の考え方ですが・・・いずれにしても、Sundayの今日の歌は、麗しい声色はそのままに、しっかりと腰の上にのっかった、安定した歌でした。

それから・・・やっぱり、歌うまいですね。四人全員。フェイクも、誰が歌っても決まってるし。ハーモニーも決まってるし。完成度がとにかく高い。でも、こういうことって、こうやって言葉で表現しても、伝わらないと思います。とにかく聴きにいってください。追加公演もあるようですので。

Graceful 4
天上智喜 / / エイベックス・エンタテインメント
スコア選択: ★★★★★






한국말 하시는 팬분들에게: 일본에선 "encore"이란 단어는 대략 "안커어르"라고 발음해요. 한국에서 "앵콜"이라고 하시죠? 큰 차이가 있거든요. 그래서 일본 공연 보실 땐 괜찮으시면 일본식으로 "안커어르"라고 하세요. 부탁해용~
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by tmasada2 | 2008-03-20 21:44 | 天上智喜
ターシー・スーが日本でドラマを撮影していたらしい
四国新聞社のこの記事をご覧ください。ターシー・スーさんが、香川県でドラマの撮影をしていたようです。ご本人のブログには、何も書いてないです。そのドラマの台湾Wikipediaでの項目は、こちら

さて、女優としての活動についてはほとんど知らないのですが、ターシー・スーさんのCDは、2枚、持ってます。一枚は、『同名專輯』です。もう一枚は、下に示した『鴨子』。『鴨子』のほうは、かなり当時の同時代のK-POPを意識した楽曲が多いように感じました。『同名專輯』は、とても落ち着いた穏やかな歌い方が良いと思います。とにかく、良い声してます。たまたま数日前に、スカパーで見た音楽番組に、ビクター・ホワンさんとジョナサン・リーの曲をデュエットしているのを見たのですが、きゃしゃな体にもかかわらず、良い歌いっぷりでした。

鴨子 (台湾盤)
蘇慧倫 / ターシー・スー / / ロックレコード
スコア選択: ★★★★


ちなみに、ターシー・スーさんは、私と同じ歳です。・・・というわけで、最近の画像を一枚。
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by tmasada2 | 2008-03-19 23:22 | 中華圏いろいろ新聞
KOKIAさんの新しいアルバム「The VOICE」
“これぞ声!”という感じのタイトルでしょうか。KOKIAさんの新しいアルバム、「The VOICE」です。繰り返し聴いています。

CDでは分かりにくいものの、KOKIAさんはすばらしい歌を歌います。しかし、以前のアルバムと比べて、楽曲の構成にも大きな進歩がうかがえます。プロデュースもご自分でなさっているようですので、音楽を創る総合的な能力に、いっそう磨きがかかっているようです。

とはいえ、やはり歌のすばらしさを抜きにしては、KOKIAさんの音楽は語れません。03のAve Mariaは、なぜこれだけ歌える人がPOPSの世界にいるの?と思わせるほどです。でも、すでにある曲を歌うだけでなく、自分で何かをつくりだして歌うことに意味を見出した人だから、というだけのことでしょう。そういうKOKIAさんについても、「POPSの世界の人だ」と表現せざるをえないほど、音楽のジャンル分けというものは粗雑で無意味なのです。

(ところで、03のAve Mariaのような歌は、KOKIAさんが歌っているケースにかぎらず、CDで聴いているだけでは、全く歌のダイナミズムが分からない種類の歌です。だから、CDで聴いているだけだと、良いようにも悪いようにも、いくらでも批評できます。

この種の歌は、本人が実際にこの種の歌を歌っているところを聴いて、その記憶をなぞるようにしてCDを聴かないと、何も感じとることができません。この種の歌は、KOKIAさんが歌っているケースに限らず、CDという媒体では再現しきれない種類の歌です。

クラシックやジャズなどを直接聴いたことがある人は、こう感じているはずです。「電子楽器ではないアコースティックな楽器は、思ったよりかなり強い音を出す」と。人間の声もそうなのです。

わたしがKOKIAさんの歌を聴いて教わったことのひとつは、人間の声は思ったよりもかなり強い、ということです。単に大きな声なら、マイクを使ってボリュームを上げれば出せます。でも、、強い声は、ちゃんと鍛えられた人でないと出せません。

ピアノだって、本当にきちんと弾くと、かなり強い音が出ます。例えば、ホテルのラウンジでの生ピアノによるBGMのたぐいは、ほとんど本気で弾いてません。なぜなら、本気で弾くと、うるさくて、ピアノを聴きながらおしゃべりなんてできないからです。

うちの近所のカフェでは、土日に生ピアノの演奏があります。ときどき、近くの女子大でピアノを専攻している学生が、本気でバッハなんかを弾くんですが、そういうときは、お客さんが黙っちゃうんですね。なぜかというと、ピアノがものすごく良く鳴っているからです。

楽器をきちんと鳴らすことができる人がいるように、自分の声をきちんと鳴らすことができる人もいるのです。03のAve Mariaのような歌は、自分の声をきちんと鳴らして歌っている歌を、生で聴いたことがあってはじめて、良いか悪いか判断できる種類の歌です。)

しかし・・・これだけ手間をかけてつくられたCD。これを聴いて、あーすごく手間をかけてるなと感じる人が、どれだけいてくれるでしょうか。音を作りこむためにプロデューサとして集中力を維持する手間と、歌うために体のコンディションを維持する手間の両方です。このCDを聴いて、すごく手間をかけてるなと、どれだけの人が感じてくれるでしょうか?

The VOICE
KOKIA / / ビクターエンタテインメント
ISBN : B00120VGQY
スコア選択: ※※※※※
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by tmasada2 | 2008-03-18 22:16 | KOKIA
急遽決定らしいです。16日です。あさってです。
天上智喜の公式サイトより抜粋。急遽決定らしいです。お近くの方は、ぜひ。

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天上智喜が、名古屋・栄で行われるチュッキョフェスタ『おニューな春のチュッキョフェスタ2008』内での『スーパーチャンプルpresents中京テレビ☆キッズダンス選手権』にゲスト出演いたします!
詳しくは→http://www.ctv.co.jp/event/chufes2008/

日程:3月16日(日)
時間:13:30~
場所:オアシス21「銀河の広場」(名古屋・栄)
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わたしは来週の大阪での単独ライブに行く予定。チケットも、もう手元に届いています。

Graceful 4
天上智喜 / / エイベックス・エンタテインメント
スコア選択: ★★★★★
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by tmasada2 | 2008-03-14 23:42 | 天上智喜