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alanさんの歌を聴きに川崎に寄り道
明日からDEIM2009で掛川ですが、ちょっと寄り道して、川崎にalanさんの歌を聴きに来ています。午後2時から始まった最初のステージでは、4曲。最後は、alanさんが自分で作ったという「Together」という曲。この曲が一番良かったです。

歌には歌詞があります。歌詞は言葉です。だから、メッセージを伝えるために歌を利用することもできます。ただし、その場合の歌はメッセージを伝える手段になります。

「Together」の歌は、メッセージを伝える手段ではありませんでした。歌声を自然の一部をなす音として聴かせることで、「この歌がそこへと溶けて流れていくような自然が、失われてほしくない」というメッセージを伝えていました。

山や湖や草原にそのまま溶け合えるような歌を歌う人は、歌を歌うだけで、自然が大事なんだというメッセージになると思います。そのようなメッセージを、あえて歌詞に意味として込めなくても、歌声が自然の一部を代弁しているからです。

alanさんは、歌うことで、自分が山や湖や草原になり、そのことだけで、自然が大切だというメッセージを伝えられる人です。だから、あの歌声が山や湖や草原と溶け合えるような機会を、もっと設けてあげてほしいかな、と。日本にも自然はいっぱいありますので。
by tmasada2 | 2009-03-07 15:04 | alan
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